我慢強い子に育てるか?興味一直線の子に育てるか?
自分自身、子を持つ親として、
また過去の自分と照らし合わせて、
考えに迷う問題である。
我慢強いと聞くと、
肯定的なイメージの反面。
嫌な事も背負い込んでしまう、
負のイメージを持ち合わせていて、
興味一直線は、
微笑ましい反面、
潰しのきかないイメージだ。
僕は高校の頃、
一向に受験勉強に身が入らなかった。
参考書の中に書いてあること全て、
自分と無関係に感じていたからだ。
当然偏差値の良い大学に受かる事は無かったし、
その頃からだんだんと世の中のレールからはずれて行った。
お恥ずかしながら27歳ではじめての正社員。
同級生より5年遅れた人生を歩んでいる。
こんな僕でも、
32歳でウェブを始めてからは特に勉強が好きになった。
HTML/CSS/PHP/Javascript/Jquery/ajax/CakePHP/VPSサーバー/メールサーバー/動画配信
全て独学で勉強した。
興味がある。
必要である。
自己実現したい。
勉強することで、
自分の世界が広がる感覚と直結したから、
勉強というよりも自己鍛錬。
ドラクエのレベル上げを、現実世界でやっている感覚だ。
娘の同級生が中学受験に向けて勉強をはじめたそうだ。
まだ小学校低学年だ。
希望の大学、職業に進めるよう、
今から我慢強く勉強させる事が、その子の為になることは否定しようがない。
だけど、社会のレールからはずれてしまった時の生き方も、
受け入れてあげられる家庭環境であって欲しい。
自分のように興味あることしか勉強できない子かも知れないと、よく観察してあげて欲しい。
僕たち親の目が試される問題だ。