nagatanitakuブログ

日本ではタブー視されている大麻のこと、日々思うことを記録します。

失敗してこなかった事が失敗

昨夜の立ち飲み屋での話。

 

「息子がなかなか相手を見つけない。

この見た目、ファッションってどう思う?」

スマホの画面を見せてくれた60代前半くらいのお父さん。

 

失礼かも知れないけど、

お世辞にも女性から寄ってくるタイプの見た目では無い。

ファッションは、

まぁ普通。

 

「本人にその気が無くてねぇ」

 

なんだか良く聞くセリフ。

 

僕は、その気が無いんじゃ無くて、

"失敗しない事が原因論"をぶつけてみたが、

お父さんの心に響かずその話題は終了した。

 

改めて思う。

僕のように、

お世辞にもモテるとは言え無い人間は、

自分から求めていく以外に、女性と出会う方法は無い。

 

デートに誘い、

エッチしようと誘い、

ごく稀にOKを貰える人が見つかるまで、

断られ続け、失敗し続けなければならない。

 

その失敗をしないで、

本当は恋人や結婚相手を求めているのに、

「その気が無い」「出会いが無い」で、

かたずけてしまっている。

 

いや、

しないじゃなくて、

失敗の仕方がわからないんだろうなとも思う。

 

特に、

若い頃に失敗が少なかった人は。

 

 失敗とは何だろう?

チャレンジの産物に違い無い。

 

"失敗してこなかった事が失敗"は、

"チャレンジしてこなかった事が失敗"

とも置き換えられる。

 

人は失敗するのが怖い。

でも、失敗の仕方を知らずに年をとるのはもっと怖い。

 

あなたは最近、失敗してますか?

アンダーヘア解禁の喜びをもう一度

アンダーヘア解禁の話を書こうと思ったのですが、

宮沢りえのSanta Feと

記憶がごっちゃになっていた事に気付きました。

 

Santa Feは当時、

新聞に写真入りで大きく広告が出され、

同級生が学校に持って来たのを皆で囲んだ記憶があります。

 

日本のヌード写真における

アンダーヘアの解禁は

1991年

まだ僕が13歳の頃だそうです。

 

 

さて、最近は

消費税が上がって、

国民みんなでがっかりした記憶。

 

震災があって、国民みんなで悲しんだ記憶。

 

あまりハッピーになる共有体験の記憶がありませんね。

 

オリンピック開催も、

なんだかみんなで喜んだわけでも無いし。

 

そう考えると、

アンダーヘアの解禁時には、

当時の日本中の大人達(男性)は、

皆一様に喜びを共有したのでは無いか?

そんな風に想像を膨らませてしまいました。

(当時を知る方いらっしゃれば、どうだったか教えてください)

 

皆で前向きになれる共有体験したいなぁ。

 

消費税撤廃とか、ベーシックインカム導入とかどうでしょう?

 

何かインパクトのある変化を期待してしまう今日この頃です。

 

まぁ他人に期待してもしょうがないので、

自分で自分の世界を変えなきゃいけないんですけどね。

 

僕はと言えば人生の大転換期。

4月から会社勤めを卒業し、個人事業主

タスキの中で宣言した通りになりそうです。

 

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流行らせる為に盗ませた。~じゃがいもの話からアイドルの肖像権について考える~

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フランスの有名な話。

 

簡単に育って栄養価の高いじゃがいもが

フランスに伝わった頃。

それを皆に知って欲しいと思った人がいた。

 

しかし皆知らないモノだから、

なかなか興味を持って貰えない。

 

そこでじゃがいも畑に柵を付け、

昼は人が近づけないよう厳重に警備を行った。

そして夜はあえて警備をやめた。

 

気になってしかたない人々は畑からじゃがいもを盗んだ。

 

「知らない」が「知った」に変わった瞬間だ。

 

 

さて、表題にも書いたアイドルの話だ。

 

ネット上には、

肖像権が存在しそうなアイドルの画像を、

無断で使用したブログやまとめサイトが無数に存在する。

 

この行為、みなさんは悪いことだと思いますか?

 

僕は一概に悪い事だと言えないと考えています。

じゃがいもの事を思い出して欲しい。

 

知らない=広まらない。

知る=広まる。

 

さてアイドルにとって良いのはどっちだろう?

 

僕が運営しているtasukiにもアイドルを応援する投稿をしてくれた人がいる。

僕はその投稿でBiSH( http://www.bish.tokyo/ )というアイドルグループとハシヤスメ・アツコさんの事を知った。

ハシヤスメさんと僕のはじめての接点だ。

 

調べてみるとファンのことを清掃員と呼び、

少し毛色の違うユニークなアイドルのようだ。

 

Twitterで探してみると、ハシヤスメさんがいたのでメッセージを送ってみた。

 

 

本人なのか?マネージャーなのか?

それともいいね!を押すアルバイトなのか。

ともかく僕のツイートには削除の要請ではなく、

"いいね!" が返ってきたのであった。

 

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同列意識が社畜を作る~9時5時勤務になって考えたこと~

少し前まで11~19時(平日休)、

いわゆる一般企業で働く人と違う勤務時間で働いていました。

 

ここ最近9時5時勤務(土日祝休)に変わったことで、

思うようになったことがあります。

「なぜみんな同じ時間帯に出社しているの?」

 

以前までの僕の朝はこうでした。

 

・6時30分 --- 起床

・7時00分 --- 朝ごはん

・7時20分 --- 皿洗い(僕)

・7時40分 --- 娘が小学校へ

・7時40分~ --- 息子と遊ぶ(ベイブレードで対決したり絵本読んだり)

・8時20分 --- 息子が幼稚園へ(送迎は妻)

・8時20分~ --- 洗濯物を干す(僕)

・9時00分 --- 妻帰宅。一緒にコーヒーを飲んで雑談、出社準備

・9時50分 --- 家を出る

・10時05分 --- スカスカの電車で通勤

・10時50分 --- 出社

 

僕にとって朝は家族と過ごしたり、

家事を手伝ったり、夫婦で話をしたり。

 

今はこんな感じです。

・起きる⇒メシ⇒家出る⇒満員電車でストレス

 (たぶんほとんどの人こうですよね?)

 

 僕が起業して、従業員を雇えるようになったら、

始業時間はゼッタイ9時からずらしてスタートさせたい。

 

 

土日の固定休みもどうかなぁと思う。

子供と休みが合うのは本当に嬉しい。

でも半面平日休みを知ってしまった者としては、

土日が本当に心身のリフレッシュに適している曜日かどうかは甚だ疑問がある。

 

「今週は水曜と日曜」

「来週は土曜と日曜」

 

そんな休み方じゃダメかしら。

 

もし各自で休みのスケジュールを決められれば、

仕事を完遂する為に、

周囲に自分から働きかける必要が出てくると思う。

 

みんなと一緒は何だか安心。

取引先と同じで当たり前。

規則で決まっているから…

 

同列意識はまるで、

日本人を社畜に育て上げる為の養成ギブスのように感じられます。

 

同じを捨てたら、自分の頭で考えるしかない。

それは決して悪いことでは無いんじゃないかなぁ。

 

それでも社畜で結構。

そんなあなたは社畜自慢をどうぞ(笑)↓

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麻薬取締官(マトリ)への人権侵害についても考えた

仕事をしていれば一度や二度、

自分の信条に合わない命令に従った経験をされた方も多いと思います。

 

一般企業に勤務していれば、

明らかに黒なことは無きにせよ、

グレーだと感じることを白としなければならない時もあるでしょう。

 

しかしながらそれは、

ほとんどの場合誰かの人権を踏みにじったり、

人生を転落させるような、

良心の呵責に苛まれるようなものでは無いかと思います。

 

さて、それではご想像ください。

 

もしあなたが犯罪者と呼ぶには程遠い人、

ルールは破ったけれども、誰にも迷惑をかけていない人。

そんな人を犯罪者として取り締まり、

人生を破壊する使命を命じられたら…

 

逮捕された人にもあなたと同じように、

愛する家族があったかも知れないのに…

 

そんな事が麻薬取締の現場で起こっていることを想像してください。

 

 

語弊があるといけないので釈明しますが、

私は麻薬取締の仕事を否定しているわけではありません。

 

違法であることを利用し、

お金稼ぎのために人を利用したり巻き込む人たち。

そんな悪人を取り締まる仕事をされている方々には、

頭の下がる思いしかありません。

 

先にも少し触れましたが、

麻薬取締官も一職業に従事されていらっしゃる、

家族もいる普通の方々です。

 

規則に従わなければ仕事を続けていけない立場であれば、

本来黒かどうか疑うべきものも黒と見なければならないでしょう。

 

しかしながらそれは健全な事でしょうか?

決まりだから、ルールだから黒と見よ。

この事は麻薬取締官への人権の侵害には当たらないのでしょうか。

 

世界は今、覚せい剤、コカインやヘロインなどドラッグの個人使用者は逮捕では無く保護が妥当であるという考え方に変わりつつあります。

そして大麻に関して言えば、その安全性からたくさんの国で医療品、嗜好品として合法化が進んでいます。

 

逮捕すべきは個人使用者では無く、

それを利用し、不当に資金を得ようとする人たちです。

 

個人の麻薬使用者は誰かの人権を踏みにじった人たちでしょうか?

個人の麻薬使用者を逮捕する麻薬取締官は良心の無い人達でしょうか?

改めるべきはどちらの人権も踏みにじっているこの国のルールでは無いでしょうか。

 

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アラフォー的500円の返し方を考える。

 

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1月に田舎の同級生が亡くなった。

親交が無かった為、葬儀の為の帰省は遠慮し、

同級生一同からの花代として、

1人500円での参加に賛同させて貰った。

 

遠方の為、親しい友人に立て替えて貰ったのだが、

スグに返さねばならないという額でも無い。

 

そしていざ500円だけ返すのは味気無い。

 

ということで、

若いハタチの自分では無く、

アラフォーであることを踏まえた何か良い返し方が無いかと考えている。

 

・名産品や地酒を添えて返す?

・十数年ぶりに手書きの手紙を添えて送る?

 

さてここで良い返し方とは何だろう?と考えた…

 

思い浮かんだのはコピーライター仲畑貴志さんの著書

「みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ」

の中に登場するウイスキーの話。

 

無数にある飲みの誘いの中で、熱心に誘ってくれた人に、折角だからと時間をとった。

家にお邪魔したら誰でも知っているウイスキーが出てきた。

もちろん悪いウイスキーでは無い。

それでカチンときた。

そのウイスキーには、何ら情報もキャラクターもないからだ。

これでも飲んでおけ、と言われている風に感じたからだそうだ。

 

 この文だけ見ればカチンと来るなんておかしい。

とアナタは思うかも知れない。

 

仲畑氏はこう続ける

「これ、旅行で買ってきたんだ、安いよ、130円だった。飲めるかなあ」というウイスキーなら大歓迎だ。

 

後者は客に出すのは失礼なウイスキーかも知れない。

でも楽しい会話を生もうというサービス精神がそこにある。

 

僕が友人に500円を返した時、

感謝とそれ以上の何かを伝えることができるだろうか。

その心象がアラフォー的だと尚良し。である。

日本人にとってルールは檻か翼か?〜日本人のルール遵守意識と閉塞感についての話〜

(少し前置きがあります)


皆さんはオンラインカジノって知ってますか?

インターネット上で実際にお金をかけて、

ポーカーやスロットなどのギャンブルができるサービスです。

 

海外企業によって海外のサーバー上で運営されていて、

現在もたくさんの日本人がプレーしています。

 

さて、そんなオンラインカジノ

日本で堂々と広告をする事ができません。

googleやyahooをはじめ、ほとんどのメディアが広告出稿の自主規制業種に指定しているからです。

 

ではどうやってお客さんを集めているかというと、

アフィリエイトです。

 

個人のブログやサイトで紹介して貰い、

プレーヤー(カジノでプレーする人)を集めます。

 

アフィリエイターは、

自分のサイトに貼り付けたURLリンク経由でカジノに登録したプレーヤーの、

勝ち負けの収支に応じて毎月報酬を受け取る事ができます。

 

では通常どのようにアフィリエイトを行うかというと、

カジノの使い方や登録方法、カジノが設定している登録特典などの情報を紹介し、

ユーザーをカジノに誘導します。

 

しかし私が携わっていたアフィリエイトサイトは少し毛色が違いました。

プレーヤーに対して、返金を行うというものでした。

 

まずオンラインカジノのアフィリエイター登録をしようとする際には、

アフィリエイトプロバイダーの約款に同意しなければなりません。

 

そして約款にはレーキバックの禁止が明記されています。

レーキバックとは平たく言えばユーザーにお金を返す行為です。

 

さて、そんな約款から逸脱したアフィリエイトサイトでしたが、

いざ登録申請を出すと通ってしまうんです。

もちろん断られるカジノもありました。

 

更には未登録のアフィリエイトプロバイダーから直々に掲載依頼が舞い込んだり…

面白いものです。

 

 

さて、ここからが本題です。

 

これまで返金を主体としたアフィリエイトサイトが日本に無かったのは、

アフィリエイトプロバイダーの約款(ルール)のせいだと想像できます。

 

日本人はルールの遵守を重んじます。

 

しかしながらルールを設定した企業が例外を認めた。

それは何故でしょう?

自社にとって有益だと判断したからだと想像できます。

 

サービスにとって約款は自分たちを守りながら、より有利に飛躍する為の翼です。

もしより有利に飛べるなら、約款を改訂すれば良い。

例外を認めればいい。(例外に気付いていないフリでもいい)

 

日本人はルールは行動範囲を縛る檻だという意識が強過ぎます。

より良いことが檻の外にあるなら、

その檻は間違った檻かも知れないと考えてみてはどうでしょう。


いま日本に蔓延する、未来に対する閉塞感。

私達一人ひとりが、見えない檻に囚われていないか。

いま一度考えてみてはいかがでしょうか。