スポンサーを馬鹿にする日本のテレビ局~テレビCMについて不思議に思う事~
テレビ番組を見ていると、とにかく頻繁に挿入されるコマーシャル。
番組が盛り上がる場面に差し掛かると、必ずといっていいほど15秒のCMが4~8社ほど放映される。
CMが好きな人の話は聞いた事があるが、この方法が好きだという話を、僕は聞いたことが無い。
このことを現実社会の中に当て嵌めてみる。
あなたが参加しているランチや飲み会。
まさしく会話が盛り上がっている所。
さぁこれから山場、関西なら落ちが付き、笑いが生まれる少し前。
「そんなことよりさぁ。俺の話聞いてよ。今日は奢りなんだから…」
現在のCMの流し方は、スポンサーにそんな空気の読めない役を演じさせている。
お金を出させた上に、痛い人扱い。酷い役回りだ。
もし僕が大企業の社長で、スポンサーになって欲しいと頼まれたら、TV局への要望はこんな感じだ。
コマーシャルは番組の収録内容と合わせて撮影し、番組の最後にコンテンツとして放映すること。
CMは見られないものではない。
話の途中で、突然別の話をしだす人間の話なんて誰も聞くはずが無い。
ただそれだけのことだ。
本来、コミュニケーション能力が高くあるべき放送業界や企業が、自分たちから嫌われようとしているのだから、本当に世の中は不思議な事が多い。